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今回の講座は
・IPアドレスの概要
・スイッチ
・ルーター
・LANとWAN
・ファイヤーウォール(FW)
について学んでいきます。この講座ではネットワークの基礎知識を学習していきます。
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サーバーなどの通信を主要とする各機器にはIPアドレスという番号が割り振られており、このIPアドレスを指定することで各機器が通信することが可能となります。
IPアドレスはドット(.)で区切った4つのセクションの数字で成り立っており、例えば、10.0.0.1そしてその下の10.0.0.2などのことを指します。IPアドレスの詳細は、後ほど詳しく見ていきます。
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接続についてですが、この2台の機械を通信させたい場合はどのように接続させると良いのか。直接ケーブルでつないで接続することも出来ますが、通常はスイッチという機械を使います。スイッチにはいくつかLANケーブルを差し込むポートがあり、各サーバーはLANケーブルでスイッチのLANポートに接続をしてスイッチを経由してお互い通信をするといった感じになります。
こうすることでサーバーの台数が増えていても、スイッチのLANポートがあいている限りスイッチに接続すればサーバーの台数を増やすことが出来ますので、後々拡張がしやすいですよね。基本的にスイッチの役割は、機器同士を接続する役割のみとなります。
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ではこれらの機器をインターネットにアクセスしたい場合はどうすればよいでしょうか。
そこで登場するのがルーターです。後ほど詳しく見ていきますが、ルーターを通してインターネットへ通信を繋げることができます。
ちなみにルーターはスイッチのみならず、直接サーバーを繋げることもできます。要はスイッチの機能も兼ね備えているといった感じです。
少し大胆かもしれませんが、スイッチという概念はAWSを理解する上ではそれほど重要ではないので一旦省いた方が理解しやすいと考えましたので省いた上で説明していきます。
現段階ではインターネットに接続するためにはルーターが必要と考えてください。
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このルーターを元に構成されるインターネットのこちら側(表示画像右側)のエリアのことをLANと呼びます。LANとは「Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)」の略です。
例えばあなたがカフェでWi-Fiを繋げてインターネットアクセスをしている場合、そこには必ずカフェのLANがあります。
もちろん会社単位でのネットワークとしてのLANもあります。
このLANとLANが接続された集合体のことをWANと呼びます。WANとは「Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)」の略です。このWANという言葉はLANに比べて非常に広いネットワークの範囲を表す言葉で、インターネットとほぼ同じ意味ですが、このWANという言葉のニュアンスとしては点在するLANとLANを接続する線としてのネットワークというような意味合いも含んでいます。
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ルーターは様々な機能を持っています。FW・ルーティング・NATの機能が代表的ですが、ここでは簡単にFW(ファイヤーウォール)を紹介します。他の機能は後ほど後続の講座で紹介します。
このFWが何かというと、ざっくりセキュリティの機能と考えてください。なんでも通信を受け入れていたら困りますよね。
例えばカフェから・会社から、全ての「Https」要はインターネットのアクセス、Webページを閲覧するこの「Https」のアクセスを受け入れたいけれども、「サーバーへログインする通信は特定のIPアドレスからしか受け入れたくない」といった要はどこからのIPアドレスのどのような通信に対して通信を許可するかといった通信のルーターといったような役割となります。